まずはじめに
|
|
自己分析
|
|
エントリー
|
|
職種・業界・企業研究
|
|
選考対策
|
|
便利な知識&テクニック
|
・役立つ用語
・鋭い質問
・メール&手紙のマナー
・電話のかけ方
・OB訪問
・内定辞退
|
|
|
【 文章構成 】
|
基本的には以下の様な構成をすすめます。
もちろん、人(内容)によって最適な構成が変わってくるはずなので
あくまでも参考程度にしてください。
@自分の強みが何であるか
Aその強みと結びつく経験は何か
B何を考え行ったのか(動機・理由)
Cどのようなを行動をしたのか
Dどのような結果になったか
E締めくくり
【自己PRの幹】
自己PRで最も重要なのはB・Cです。
つまり、何を考え・どう行動し・どのような結果になったかの具体的なエピソードです。
自分ならではのエピソードで、他の人との差別化を図りましょう。
「インパンクとのある経験の方が良いが、平凡な経験でも問題ない」
と前項自己PR@で述べた理由もここにあります。
経験そのものが平凡であったとしても、その経験の中で考え・行動したことを用いて、
個性・魅力を表現できる(しなければならない)からです。
【例:@非凡な経験&平凡な内容、A平凡な経験&非凡な内容】
<@:TOEIC920点を取った経験&毎日努力を継続した内容>
私の座右の銘は「継続は力なり」です。1日3時間を目標に、TOEICの勉強を続けてきました。どんなに忙しい日であっても最低1時間は勉強するようにしました。この努力が実り、3年間後の現在は920点という好成績を修めることができました。
|
<A:TOEIC670点を取った経験、効率良く勉強を続けた内容>
私の座右の銘は「時は鐘なり」です。時間を大切に使うため、大学までの通学電車の中でTOEICの勉強を行っています。わずか片道30分ですが、2年間で成績を500点から670点にまで伸ばすことができました。社会人になってからも、通勤時間などを有効活用し勉強を続けるつもりです。5年後には「通学・通勤だけでTOEIC900点取った男」になっているはずです。
|
私の言いたいことは伝わっているでしょうか?(不安・・・
@は成績そのものと、継続的に3年間努力したことをアピールしており、
Aは時間の使い方や、効率的に物事をこなせることをメインにアピールしています。
Aは@と比べると、成績そのものが大きく劣っています。
しかし、自己PR自体は見劣りしない出来になっている気がしませんか?
何度も繰り返しますが、
資格を取った・役職に就いた・何かを行った、経験自体では個性・魅力は伝わりません。
そのプロセス(どう考え・どう行動したか)で伝えることができるのです。
|
|
|
【 文章作成のポイント 】
|
・強みはキャッチフレーズを用いるとインパクトがでる
・結論(言いたいこと)を最初に言い切り、次に説明を加える。
・曖昧&抽象的な表現を避け、具体的な表現を用いる。
・数字(量)は印象に残りやすい。(数年間⇒10年間、多くの人に⇒1000人に)
・一貫性をもたせる(最初と最後で論点・主旨がずれていないこと)
・論理性をもたせる(しっかりと筋道立った文章に)
・羅列ばかりにしない
【悪い例:一貫性の無い文章】
私の信条は「百聞は一見に如かず」です。就職活動で企業研究を行う中でも、OB訪問によって直接社員の方から情報を得ています。第1志望である御社においても、3回のOB訪問を繰り返し、貴重なお話を聞かせていただきました。さらに詳細な情報を得るため、新聞、経済専門誌、四季報、インターネット、あらゆる手段を講じました。このように目的達成のために、惜しみない努力を行い、最善の結果を目指しています。 |
おかしな文章であることは一目瞭然だと思います。最悪な自己PRですよね。
「百聞は一見に如かず」について一貫性があるべきはずが
最後には、「惜しみない努力を・・・・」と変わってしまっています。
説明をだらだら書き過ぎてしまうと、このようなミスを犯しやすいようです。
【悪い例:羅列ばかりの文章】
私は吹奏楽部の活動に最も力を費やしました。年に1回行われる全日本吹奏楽コンクールを目標に日々練習を重ね、何度も優秀な成績を収めることができました。その結果4年連続県代表に選ばれ、2回の全国大会出場を果たしました。また、年に1度の文化祭や定期演奏会では毎年500人以上のご来客を達成することができました。 |
このPRは部の活動とその結果を羅列しているだけです。
何を考え・どう行動したかが書かれていないため、自分の魅力が
全くといっていいほど伝わらない文章です。
|
|
|
|